この本を出版した太田出版の主張を読んだが、吐き気がした。太田出版がどれほど綺麗ごとを言おうが、実際のところは、金もうけのために、出版社としての良心・魂を悪魔に売ったということだ。
『絶歌』の出版について(太田出版)
太田出版が主張する「出版する事に意義がある」など、嘘っぱちということを喝破した文章がある。「遺族が何を思おうと、サカキバラを神格化する精神破綻寸前の今10代の少年少女にどれだけの悪影響を与え居ようと知ったことじゃない。売れる。だから出す。それだけ。」社会にどれほど害毒を垂れ流そうが、自分の懐が潤うことの方が大事なのか?「言論の自由」をふりかざせば、どれほど反社会的な行為を行なっても許されるのか?そんな社会、おかしいだろう。
未成年犯罪者の手記の出版を阻止したことがある身として絶歌に思う事
絶歌を出版した太田出版の言い分がサイトに上がっていた。白々しいし、軽薄だ。ここで私が声を大にして言いたい事は、中小出版社が口にする「出版する事に意義がある」という決まり文句はウソってことだ。そんなものは存在しない。
彼らにとって、10万部という数字は涎が出る凄まじい数字だし、つまりそれ以上でもそれ以下でも無い。出せば売れるのが間違いない話が舞い込んできた、出版は確定、さあどういう理屈を後付けしよう。そんだけのこと。言論の意義とか大仰なことは単なる化粧だ。本音はそこじゃない。売れるから出す。出す事によって起る諸々の波紋はオタクさんたちで解決してくださいねっていう無責任な態度にしか過ぎない。
繰り返すけれど、太田出版は未成年犯罪者の手記を世に出すことが社会的な意義があるなんてこれっぽっちも思ってない。そこは断言できる。遺族が何を思おうと、サカキバラを神格化する精神破綻寸前の今10代の少年少女にどれだけの悪影響を与え居ようと知ったことじゃない。売れる。だから出す。それだけ。
「絶歌」は誰が書いたのか サムの息子法 何故太田出版なのか 酒鬼薔薇事件
2015-06-18
太田出版の社長、岡聡、の絶歌出版に関わるコメントが痛すぎる
酒鬼薔薇聖斗(東慎一郎)の手記、絶歌、の出版停止並びに追加出版しないことと、利益を全額遺族へ支払うことを求める