2017.6.27 21:27
NHKがネット配信に受信料新設 検討委が答申案、「テレビなし」世帯対象に検討
テレビの受信契約を結んでいる世帯には、追加負担を求めないとされている。
支払いは世帯単位。
パソコンやスマートフォンを持っているだけでは請求されない。
受信用アプリのインストールやID登録した段階で求めることが検討されている。
6月28日から視聴者に意見募集(2週間)を行ったうえで、7月下旬に上田良一会長に答申される。
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ドイツ航空宇宙センター 研究者
「天体衝突は必ず起きます。実際に4年前、ロシアで起きています。小さな隕石でしたが、街に深刻な被害を与えました。」
欧州宇宙機関 研究者
「天体衝突は現実の脅威です。そうでなければ、ここには来ません。甚大な被害につながつので、前もって準備しておく必要があるのです。」
衝突方式が最終的な結論とされたが、これは、どの程度現実的な選択肢なのか?
吉川真氏 (JAXA宇宙科学研究所・准教授):今のところ、衝突方式が一番現実的なんですが、ただ条件があって、相手の小惑星の大きさが100メートルか、せいぜい数百メートル。要するに小さい。それから、もう1つは衝突までの時間が10年以上はあるという、そういう条件がありますね。その場合には、探査機、宇宙船を小惑星にぶつけることによって、軌道を微妙にそらすという方法が非常に有効になっています。
(ただ、小天体が大きくて、時間がないという場合には、この方式はどうなる?)
その場合には、この方式ですと、軌道がずれないんですね。その場合に、もっと大きなエネルギーが必要になってしまって。例えば、核エネルギーを使うとか、そういったことが検討はされています。
一方、けん引方式や塗料を塗るというユニークな方式もあったが、これはどの程度現実的な方法なのか?
吉川氏:けん引方式というのは、万有引力を使うんですね。そのためには、非常に大きな宇宙船を作って小惑星との間の引力を強くする必要があるんですが、それでも、50年、100年という時間がかかってしまいます。それから、もう1つ、オシリス・レックスが打ち上がったというビデオがありましたけれども、これは太陽の光が小惑星の軌道にどう影響するか、それを正確に調べようというのが目的でして、これも実は、時間がかかるんですね。だから、なかなか短時間で軌道をそらすには難しいと思います。